まちへん

『まちへん』は、在宅避難を推奨しつつも孤立化を避けるべく、日常的な備えとして、まちが異なる意味と役割へ自在に変化し、住民を包摂できるデザインです。Withコロナ時代の昨今、避難所生活の不自由さに加えてCOVID19感染への不安が拡大することにより、より一層、在宅避難を選択肢とする人の増加が見込まれ、さまざまな状況に応じた災害対応力(災害レジリエンス)が必要とされます。コロナ禍が浮き彫りにした社会課題は、決して非日常のものではなく、日常の地続きとして理解していくこと、地域コミュニティの醸成によって解決すべき本質であると言えるでしょう。わたしたちの暮らす社会が、高齢者、妊産婦、乳幼児、障がい者、ペットと飼い主などを、災害弱者にしない/災害弱者を生み出さないために、日常の生活行為の往復とその連続性から醸され高められていく包摂力に注目し、本デザインが生まれました。『まちへん』を私たちのまちが実装するために、自治体や事業者と連携し「うまくいくコト(気づきの速度・モニタリングと対応・学び)を増やす」ための繋がりをデザインし続けます。そして、まちの在り方、ひととひとの在り方から、日常と非日常とのフェーズを見つめ直し、自在に補完し合える社会の実現に取り組み続けたいと思います。

【アーカイブ】そもラジ減災デザイン特集ー!

まるまるのそもそもラジオ。通称〝そもラジ〟。 「宮崎です」「池本です」「福崎です」からはじまる雑談系ラジオ。まじの雑談でスイマセン(笑) これまで減災×コミュニティデザインについて、あーやこーやとしゃべくりました。なんと […]